2019年11月

2019年11月8日
課題図書:「ノックの音が」星新一
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今回の課題図書は、初めて読んだメンバーもいた星新一さんの「ノックの音が」。
本作は15篇のショートストーリーから成る一冊。すべての物語が「ノックの音がした。」から始まります。ノックの音がするということは、舞台はすべて室内。ソリッドシチュエーションで展開される様々な物語にニヤッとしたり、時にはいい意味で期待を裏切られたり。

15篇もあるので、参加メンバーでお気に入りショート投票を行いました。結果はこのような感じに。
「人形」(3票)
「金色のピン」(2票)
「しなやかな手」(2票)
「現代の人生」(1票)
「和解の神」(1票)
「華やかな部屋」(1票)

しかし、多種多様の本を読んできているメンバーには、物足りなさを感じた人も。スピーディに読んでスピーディに内容を忘れてしまった人も。そのため、議論はあまり白熱せず…でもそこであきらめないのが赤メガネの会。あとがきに書いてあることについて話し合ってみたり、ノックするという行為について話してみたり。本自体からは少し脱線した部分も多かったですが、メンバーの好きなジャンルや求める読書スタイルを改めて知ることが出来た会でした。

赤メガネの会史上、作品スタイルを踏襲するかのように最もショートショートな開催レポートとなりますこと、どうぞお許しを。

― 文・水野 僚子 ―